コインベースのCEOが10年の暗号資産ロードマップを発表

コインベースのCEOブライアン・アームストロングは、同社の野心的な長期ビジョンを示し、コインベースが今後5年から10年の間に世界のリーディング金融サービスアプリになることを目指していると述べました。

CNBCによると、CoinbaseのCEOは、暗号プラットフォームが伝統的なプレーヤーが暗号通貨を急速に採用することによって、数年以内に世界最大の金融サービス会社の一つになることを望んでいると述べました。

"今後5年から10年以内に、私たちの目標は、これらの顧客セグメントにおいて世界でナンバーワンの金融サービスアプリになることです。なぜなら、私たちは暗号通貨が金融サービスを侵食していると信じており、私たちはナンバーワンの暗号会社だからです。"とアームストロング氏は述べました。

アームストロングは、マネーマーケットファンド、不動産、証券、債権などの資産クラスが徐々にオンチェーンに移行していると付け加えました。より多くの参加者がブロックチェーンとデジタル資産を受け入れるにつれて、コインベースのような企業がこのトレンドから恩恵を受けることが見込まれています。

振り返らない

アナリストとの企業電話会議で、コインベースが従来の金融に参入する意向があるかどうか尋ねられた際、アームストロングは「過去を振り返るのではなく、前を見てこの機会がどこに向かうのかを見据えたい」と答えました。

ステーブルコインはCoinbaseの戦略にとって重要な位置を占めており、USDCステーブルコインの共同創設者であるCoinbaseのCEOは、その「ストレッチゴール」はUSDCを世界一のステーブルコインにすることだと述べました。

先週、Coinbaseはビットコインとイーサリアムの先物取引を24時間365日行えると発表しました。これは、CFTC規制の取引所でレバレッジ先物契約が初めて利用可能になる重要なマイルストーンを示しています。

Coinbaseはまた、米国で小売トレーダーが暗号の中で最も広く使用されているデリバティブ製品の1つにアクセスできるよう、規制された環境内での無期限スタイルの先物を導入するために積極的に取り組んでいることを明らかにしました。